チタン印材について
チタンという物質の発見
1791年、英国のクレーガーという人物が海辺の砂の中に、今で言う「チタン」が含まれている事を発見し、これに「メナカメイト」と命名しました。
その後1795年に、独の科学者クロブロートはルチル鉱石の大部分は全く新しい金属である事を発見し「チタン」と名付けました。
そして、「メナカメイト」は「チタン」と同じものであることがわかりました。
チタンの特徴
金属光沢を持つ。性質は化学的・物理的にジルコニウムに近いです。チタンは、酸化物が非常に安定で侵されにくく、空気中では空気に触れる表面が強力な酸化物(不動態酸化皮膜)で覆われる不動態となり、白金や金等の貴金属とほぼ同等の強い耐食性を持っています。貴金属並みの耐食性を持つ金属の中で、最も軽く最も安価な金属と言えます。
チタンの用途
航空機・装甲・軍艦・宇宙船・ミサイル等
工業設備・工業資材
宝飾品・硬貨・メダル・芸術作品
医療品